当スクールでは以下のカリキュラムに則り楽器技術の習得を図って参ります。但し、講師と1対1のマンツーマンレッスンという特長を最大限に生かすために、習得の度合いによってカリキュラムの進行にはかなり柔軟性をもたしております。
演奏技術
- 深い音
- 弦の弾き方(右手)
- スウィングとは
- ブルース
- 前ノリ・ジャスト・後ノリ
- 指板の押さえ方(左手)
- 運指の大原則
- ボーイング
- スケールメソッド
- ポジションの開拓
- スキャット(歌心)
- テーマの表現
- ニュアンス
- トランスクリプション
- リック
- ハイポジション
- 2フィンガー奏法
ジャズ理論
- ドレミファソラシド
- ダイアトニックコード
- 教会旋律
- Fから始めるドレミファソラシド
- Gから始めるドレミファソラシド
- Circle of 5h
- 調号の法則
- ピアノで見るCircle of 5h
- II-V進行
- 転調
- テンション
- コンビネーション・オブ・ディミニッシュ
- ホールトーン
- メロディックマイナースケール
- 楽曲研究方法
- 暗譜
- コードとメロディの関係
- コード進行のヴァリエーション
その他
- ジャズの歴史
- ジャズベース史
- 楽器の選び方
- 楽器の運搬
- セッションの必要性
- セッション指
- ベース奏者としての心得
- 環境を整える事
- 自分のスタイルの確立
いかに挙げる教本/副読書は、レッスンを受講する上で必須というわけではありませんが、いずれも楽器をより深く理解する上で役に立つものであるので、余裕があれば入手してみて下さい。
ジャズ・スタンダード・バイブル〜セッションに役立つ不朽の227曲
ジャズのジャムセッションに参加する場合、何曲かジャズスタンダードと呼ばれる定番曲を覚えておく必要があります。そこで必要となってくるのがスタンダード集。
これまでのセッションでは、伊藤伸吾さんがまとめた『ザ・プロフェッショナル・スタンダード・ジャズ・ハンドブック』(通称、青本)が主流でしたが、同書はメロディ、コード進行、キーに信頼できない部分があったり、演奏される頻度が高い曲が掲載されていなかったりして、満足できるものではありませんでした。
2010年に発行された『ジャズ・スタンダード・バイブル』は、日本ジャズベース界の第一線で活躍されている納浩一さんが編集したもので、青本で散見された諸々の問題点がクリアになっていてかなり信頼できる内容になっています。
これからジャズを勉強しようと考えてる方には必須となる新しいスタンダード集です。
ダブルベース[HIYAMAノート] シマンドル習得のために
ジャズでベースを演奏できるようになるには、まず演奏技術の習得が欠かせません。
ジャズでいうところのウッドベースはクラシックのコントラバスと同じものですので、この楽器をコントロールしようとすると、必然的にクラシックの奏法に触れることになります。
『HIYAMAノート』はコントラバスの「ハノン」ともいうべき「シマンドル」を元に、より効率的に習得していくための解説が加えられた至れり尽くせりな教則本です。コントラバスを学んでいく者にとっては、ジャンルを問わず必携のバイブルといっても過言ではないでしょう。
もちろん、ピッチカートなどはジャズ独特の弾き方が存在しますので別途習得する必要がありますが、すべての基本はクラシック奏法にあります。